好きすぎて飽きない食べ物ってありますか?
例えば、週○回、年単位で食べ続けている食べ物。
私は池利の三輪そうめんを5年の間ずっと食べ続けています。
すごく好き、大好きです。
プレゼントで何が欲しいと聞かれたら、三輪そうめん!と答えたこともあるくらいです。
そうめんて。。。
夏に日本人が飽きるほど食べる、あれでしょ・・・
そう思う人、絶対いると思います。私も以前は、そうめん嫌いだったので。
しかし今は週3食、もう5年は食べ続けている!
今回はそんな三輪そうめんについて語っていきます。
素麺嫌いだった私。三輪そうめんとの出会い
そうめん・・・。日本人は夏に食べないとい年はないくらいド定番。
学生時代は夏休みに、嫌というほど食べました。
ご飯何?と聞いてそうめんと返ってくると、気持ちはだだ下がりしたものです。
しかし転機が。
ある年、ホテルでシェフをしている親戚の人からお中元で三輪そうめんをいただきました。
高級感がある、桐箱に入っていたのを覚えています。
食べてみると、このそうめん、普段食べてるそうめんと全然違う!!
それが三輪そうめんとの出会いでした。
三輪そうめんとは
出会いからずっと愛している三輪そうめん。なんと言ってもそうめんなのにコシがある!
のど越しがいいのがお気に入りポイント。
よくあるふにゃふにゃしたそうめんとは違います(もちろん、茹で過ぎたらふにゃふにゃになりますが…)。
ところで三輪そうめんとは一体なんぞや?(5年食べ続けているのに初めて調べました)
三輪素麺は今を去る千二百有余年前、大神神社(おおみわじんじゃ:奈良県桜井市三輪)の宮司従五位上大神朝狭井久佐(おおみわのあそんさいくさ)の次男、穀主(たねぬし)が三輪の里の土地と三輪山から流れ出る清流が最も小麦の栽培に適するのを知って種を蒔かせ、小麦粉を原料に「素麺」を製造したのが始まりと言われています。
お伊勢参りによって宿場町として栄えた“三輪”で食べた三輪素麺の声価が諸国へ宣伝され、素麺の製造技術を習い、全国に素麺作りが広まっていったと言われています。
毎年7月には『 三輪の緒環 』を天皇はじめ各宮家へ御嘉納の栄誉を賜っております。
歴史はものすごーーーーく長く、今現在も皇室御用達の品でもあるんですね。(美味しいはずだわ。。
ところでそうめんというと『揖保乃糸』が一番に思い出しますが、そうめんにブランド?っていう概念はあるんでしょうか。
日本三大そうめん
どうやら日本にはそうめんの三大産地がある模様。それがこちら。
- 播州手延べそうめん(兵庫県)
- 三輪そうめん(奈良県)
- 小豆島そうめん(香川県)
…三輪そうめん以外、聞いたことなかった。。。
ちなみに各そうめん、特徴があって、播州手延べそうめんはなめらかでもちもち食感、三輪そうめんはコシがあり、小豆島そうめんは甘みを感じる味わいがあるらしいです(※メーカーの製法による)。
有名どころの揖保乃糸は播州手延べそうめんの分類される模様。
三輪そうめんは日本三大そうめんの一つだったんですね・・・
三輪そうめんのランク(等級)
こちらも初めて知ったのですが、そうめんにはランクもある模様。
メーカーや組合によって微妙に違いがあるみたいですが、素人ながらまとめてみました。
※ランクは上にあるほど高級
麺の細さによってランク(等級)が決まります。
- 神杉(かみすぎ)…極細
- 緒環(おだまき)…細目
- 誉(ほまれ)…標準
ちなみに池利のサイトでは神杉を見つけることができず、、、逆に別のメーカーによっては、もっと詳細な等級があるみたいです。
その他、製造年数によっても高級度合いが変わる模様。
そうめんの製造後、時間経過させることで、よりおいしくなる。
- 大涸(おおひね)…製造から2年以上
- 涸(ひね)…製造から1年以上
- 新物…製造から1年未満
そうめんにもこんな風にランク(等級)や分類があるんですね。。。
何もしらずに5年食べ続けている私って・・・
ちなみに私はいつも楽天で『誉/涸の訳あり商品』のこちらをを食べてます。
訳ありなので、見た目こそ1本1本の麺の長さが不揃いではありますが、味は訳ありじゃない商品と比較して変わりなし!5年食べ続けている私の懐事情にも優しい・・・!
それにしても、神杉・・・いつか食べてみたい・・・。
公式とは異なる三輪そうめんの調理方法
私が購入している池利の三輪そうめんにはいつも調理方法の紙が同封されています。それがこちら。
ふむふむ、2束調理する場合、1Lの水を沸騰させ、強火で2分茹でると。
この食べ方でおいしく食べられるのですが、私は普段公式の食べ方とは異なる調理法で茹でています。
沸騰したお湯で1分茹でた後、火を消してさらに1分放置。その後すぐに水で洗う。
この食べ方で、週3回、飽きもせず食べ続けているわけで。
ちなみにそうめんといえば、冷水で冷やし、冷たい麺つゆで食べるのが定番ですが、三輪そうめんは暖かくして食べてもとっても美味しい・・・!
私の場合、暖かくして食べるときは、ネギ以外入れず、そのままシンプルに麺を啜っています!
素朴な味わいなのですが、シンプルながらものすごく美味しい・・・!
個人でも贈答用にも!豊富に商品があるからシーン別に選べる!
先ほど三輪そうめんのランク(等級)について触れましたが、現在ネットでは沢山のメーカーが販売する三輪そうめんを購入することができます。
私は池利の三輪そうめんが大好きなので、ここでは池利の商品と、プラスで神杉を販売しているメーカーの商品を載せておきます。
池利
誉 / 涸
緒環 / 涸
奈良県三輪素麺工業協同組合
神杉
お歳暮やお中元に送るなら、やはり緒環以上神杉あたりが良さそう
そうめん嫌いも唸る!三輪そうめんが止められない
三輪そうめんについて語ってきました(メーカーの回し者みたいになってないといいのですが)。
けど、本当においしいんです。
これだけツラツラと書いておきながら、食レポができない私。。
この記事を見た人には、ぜひ一度食べてみてほしい・・・!
(ネットがどれだけ発達しても、匂いと味を伝えられないのが残念すぎる・・・!)
ちなみに私の近所のスーパーでは『たかだ』の三輪そうめんが売ってます(こちらのリンクの商品は、私が普段行くスーパーよりもやや割高)。
三輪そうめんを食べてみたいけど、いきなり大量に購入して余ったらどうしようという人は、近所のスーパーで探してみてください・・・!
何度も言いますが、私はそうめん嫌いだったのに、三輪そうめんを週3回以上5年間食べ続けています。
この記事を読んで少しでも興味が湧いた人、是非一度ご賞味ください