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【実体験】知識0の未経験からデザイナーに転職できる?

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今の仕事が嫌、本当ははやりたいことがある、そう考えたことはありませんか?
実は私も過去に仕事が嫌で、転職先も決まってないのに退職した経験があります。

そして今現在は都内の会社でグラフィックデザイナーとして働いています。
※ここでいうグラフィックデザイナーは現場で制作を行う職種を指します。※

今回は20代で未経験、知識0な人向けに、私がどうやってグラフィックデザイナーになったかの経緯をお話していきます。

この記事の内容
  • デザイナーになる前の仕事と生活環境について
  • 知識0からどういう方法で学んでいったか
  • デザイナーが面接で聞かれる質問内容
  • チャレンジできる限界を見極める
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【はじまり】27歳、営業として地方の片田舎で働く

田舎の風景デザインの仕事をする以前、私が当時住んでいたのは地方の片田舎です。
目の前には山があり、電車は1時間に1本で1車両のみ。人口も企業も少ない典型的な田舎でした。

当時私は実家住まいで、営業の仕事をしていました。
しかしストレスが多く、身長160cmで気づけば体重40kgを切っていました。

今から考えると、傍から見る人にとっては健康を疑いますよね・・・

今の仕事を辞めたいけれど、気づけば27歳。このままずっと営業の仕事をするのか、、
そう考えると耐えられない気持ちでいっぱいでした。
そしてある日突然仕事を辞めます。次の仕事も決まってないにも関わず、、

実家住まいだからこそできたことではあると思います。。

デザイナーを目指すなら、現在の仕事は辞めた方が良い?

これは個人の判断と貯蓄に関わってくると思います。
もしも辞める場合は、ある程度の貯金を蓄えておく必要があります(理由は後述)。

もちろん一番良いのは、仕事は辞めずにデザイナーを目指すことです。しかし時間の関係上、気力と体力が必要です。

仮に辞めた場合は、定期的に単発のアルバイトなどを行い、収入面を確保していく必要があります。

【無職】将来への不安。でも「デザインの仕事がしたい!」

崖っぷち退職してから1ヶ月は、ゆっくり過ごしていましたが、徐々に焦燥感に襲われました。
「このまま無職だったらどうしよう。」

転職業界では30歳は大きな壁です。30歳を超えると、採用率は急激に下がります。
当時の私は27歳。崖っぷちの一歩手前です。

営業の仕事もやりたい理由があったわけではありません。ただなんとなく、という感じでした。

ここで仕事の選択を間違ったら、取り返しがつかなくなる。どうせなら自分が本当にやりたい仕事に応募してみよう!

そう考えて、そこから一気に情報収集を始めました。

当時の自分は一生続けられる仕事をするには、やりたい仕事に就くしかないと思いこんでいたため、一直線でした。

そうして、もともと興味があったデザイン業界を目指し始めたわけです。

【知識・スキル】どうやって学ぶ?独学orスクール?

知識を学ぶ当たり前ですが、デザインの現場ではAdobe系ソフトが問題なく使用できなければ役に立ちません。

職種別使用ソフト
  • グラフィック系…Illustrator、Photoshop、出版系ならInDesign etc.
  • WEB系…Photoshop、XD、Dreamweaver etc.
  • 映像系…PremiumPro、AffterEffect、Photoshop etc.

業界別にざっくり必須ソフトを上げてみました。

仕事内容によっては実際、より多くのソフトやツールの使用が求められる可能性が高いです。
あくまで上記は、未経験者がデザインの仕事に就くための最低限のスキルと考えてもらえればと思います。

ではソフトの操作方法はどうやって覚えればよいかというと、大きく2つに分かれます。

  • 独学で学ぶ…無料。ただしAdobeソフトをインストールする必要があり、初期費用5万円程度が必要。
  • スクールに通う…有料。30~40万位の受講料が必要。

独学は費用負担が軽いことが魅力ですが、私としては圧倒的にスクールに通うことをおすすめします。

スクールをおすすめする理由
  • プロの講師に教えてもらえる
  • 制作物を添削してもらいアドバイスをもらうことで、デザイン力が向上する
  • 独学では一人の力に限界がある
  • スクールのサービスによっては応募書類の添削やポートフォリオのアドバイスがもらえる

スクールに通うということは専任の先生(プロ)に教えてもらえます。
デザインの仕事に就くためには、ソフトの操作方法を覚えるだけでは不十分です。
自分が作ったものをプロの人に見て添削してもらい、デザイン力を向上させていく必要があります。

一方、独学ではある程度までは自分の力で進めますが、方向性を間違えてしまうと自己満足の世界へ行ってしまい、時間を無駄にする可能性があります。

そういうわけで、私もスクールに通いました。

片田舎に唯一あるIT系のスクールでした。あのスクールがあったことは本当にありがたかったです。

スクール選びで気を付けること

高額な料金を支払うからこそ、スクール選びは慎重に吟味して選ぶ必要があります。

スクール選びのポイント
  • 受講内容は受講料に見合った適切な金額か
  • 講師は実務経験がある人か
  • 就職実績があるか
  • 授業カリュキラム以外にも、ポートフォリオの添削などのサポートがあるか

上記の4点は最低クリアしたスクールを選ぶことをおすすめします。
最近はオンラインスクールも増加傾向にあるため、お金と時間を無駄にしないために、しっかりと見極めてから申し込みましょう。

【応募】ついに応募開始!なるべく多くの企業へ応募しました

応募検討、開始企業応募を始めた時期は、スクール卒業の1か月ほど前。ちなみにスクールには約9か月通いました

求人は【デザイン未経験OK】を打ち出している、グラフィック系の募集に片っ端から応募。
約50社応募し、書類選考が通ったのは7社程度。全て都内にある企業でした。

次は面接の運び、、となるわけですが、地方在住者の辛いところ、面接を受けるために東京に行かなければいけません。

当時はオンライン面接を実施している企業はかなり少数でした。

新幹線代+宿泊費を捻出し、1泊2日で7社の面接を受けるという、今から考えると超ハードスケジュールで挑みました。

転職エージェントは必要?

結論から言うと、個人によると思います。
ちなみに私は一度だけエージェントを利用、応募した企業のほとんどはエージェントを利用せず、自分一人で動きました。

エージェントサービスのメリットと利用が向いている人
  • 非公開の未経験OK求人を紹介してくれる
  • 強く勧められても、自分の判断でYes、Noができる人

転職エージェントは求職者と企業の面接をセッティングすることが仕事のひとつです。
面接を組んだ回数が多ければ多いほど、エージェントは評価されます。

決してエージェントに対して恨みがあるわけではありません。

私の場合は自業自得エージェントを利用したものの、紹介された案件を強くプッシュされ、断ることができませんでした。結果的に1泊2日で7社面接のハードスケジュールを組むことになったのです。

エージェントも人のため、様々なタイプの人がいます。
中には親身になってくれ人もいて、面接前に企業が過去に面接で質問した内容を教えてくれる人もます。
ですので自分の意志でYes、Noが言える人はサービスを利用してみるのも手です。

【面接】未経験者は面接でどう自分をアピールする?

面接どの業界でも言えることですが、まずは第一印象、笑顔です。
話している時も、固い表情にならず対話する感じで、相手が話している時は相槌を打ちましょう。

また聞かれたことに答えるだけでは不十分です。プラスオンで自分のアピールを行う必要があります。ここまでは、一般的。

一番重要なこと。それはポートフォリオの説明がしっかりできるかどうか。これにつきます。

一般的な仕事への応募には、履歴書+職務経歴書の2つが必要ですが、デザイナーはさらにポートフォリオを足して全部で3つが必要です。

またデザイナーは面接で質問される項目が、全項目のうち80%以上ポートフォリオの説明となります。

自分の作品を実際にデザイナーとして働いているプロと一緒に見て、プレゼンするなんて恥ずかしい。。
そう思う人もいるかもしれませんが、その点は安心してください。

なぜなら通常ポートフォリオは書類選考の段階で提出済み。作品レベルに問題がないから書類選考に通っているわけです。

では、なぜポートフォリオについて質問されるのでしょうか。

ポートフォリオにいて質問される理由
  • この作品はなぜ、こういう風になったのかなど、自分の作品・考えを説明できるか
  • コミュニケーションがうまく取れるか
  • クライアントとの打ち合わせの際も、しっかりと話すことができるか

以上が私が考えた理由です。
上記ができていれば未経験でもデザイナーに採用される可能性がでてきます。
というのも、私は上記がうまくできず7社面接して、全て不採用の結果でした…

【挫折】50社不採用。未経験ではデザイナーになれない?

挫折未経験の業界に飛び込むためには、相当な努力が必要です。
企業側は中途採用者には、即戦力を求めています。

『50社不採用?まだ全然。反省点を踏まえて次はうまくやる!』と言う人もいれば、『現実を見て、自分ができる仕事に就こう』と考える人もいます。

私の場合はこの時点ですでに、以前の仕事を退職してから11か月が経っていたため、焦りと落胆でいっぱいでした。周囲にもあきらめろと言われました。

ここで重要なことは自分の中で具体的にいつまで頑張るか期限を決めることです。
期限を超えらたら挑戦するのをあきらめて、自分にできる仕事を探す必要があります。

挑戦し続けること自体は素敵ですが、期限を決めないと40歳、50歳になってからも安定した一定の収入を得ることができない可能性があります。

私の場合は、『最後にもう一度だけ』と再びチャレンジしました。
もちろんやみくもに挑むわけではなく、前回の失敗を踏まえ、ポートフォリオの説明をもう一度練り直し、心の中では明るく、笑顔でを繰り返し心の中で唱えて面接に挑みました。

その結果、3社から採用をもらうことができました。

私の場合、最初のチャレンジの際、未経験だからと自信をなくし卑屈になっていたのかもしれません。その結果、面接の場で笑顔が全くない、暗い人に見えていたのかも、、

【最後に】未経験でもデザイナーになれる可能性有!※努力体力メンタル強さは必須

かなり長くなりましたが、以上が私が未経験からデザイナーになった経緯になります。

この記事のまとめ
  • 貯蓄はある程度必要(約40万程度の出費は覚悟)
  • 独学よりもスクールに通って学ぶ
  • 【重要】面接対策としてポートフォリオの説明はしっかりできるようする
  • いつまで挑戦するか、期限を決めておく

運が味方した部分もあるかもしれませんが、私は今現在もグラフィックデザイナーとして働いています。

転職は非常に労力を使いますし、金銭的にも精神的にも負荷がかかります。
上記を実施したからと言って、必ずしもデザイナーになれる保証はありません。

ですが今回の内容を書くことで、もし私のように未経験・知識0からデザイナーになりたい人がいたら、少しでも参考になればうれしいです。

長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございます。
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